誰しもが好きな沖縄。美ら海水族館、やんばるの森、沖縄本島のビーチなどなど・・・・
沖縄本島も良いですが、一度は是非訪れてほしいところがあります。
実は沖縄にはあまり知られてませんが実は世界中の旅行者が憧れる「離島」があります。石垣島でも宮古島でもなく、
それは慶良間諸島の座間味島です。
国定公園にも指定されたことで有名になりましたね。冬はホエールウォッチング、夏はダイビングや海水浴とたくさんの楽しみが座間味島にはあります。
今回は座間味島をじっくり紹介したいと思います。
これを読んだら間違いなく座間味島に行きたくなりますよ~(笑)
スポンサーリンク
沖縄本島から座間味島への行き方
沖縄本島から座間味島への行き方ですが、那覇市内からは泊港(とまりんこう)から2種類の船、
- フェリーざまみ
- クイーンざまみ(高速船)
で行くことができます。というかこの2種類でしか座間味島に行く手段はありません。飛行機などの手段はありません。
尚、泊港までは「ゆいレール 美栄橋駅」から歩いて10分ほどです。
飛行機の乗り継ぎがよくフェリーの時間に間に合うようでしたら、空港から直接座間味島へ向かうようにして泊港まではタクシーを使っても良いかもしれませんね。
私は一度座間味島を朝でて午後の飛行機に乗るスケジュールを組んだことがあり、泊港から空港までタクシーを使いましたが、正確な時間は忘れてしまいましたが「えぇ!もう着いたの?」という、アッという間に着いたという記憶があります。
泊港の入り口です。
この窓口で座間味島行きのチケットを購入できます。
座間味村の出張所も兼ねてます。
泊港からは座間味島以外にも渡嘉敷島や久米島にも行けます。
所要時間は、
・フェリーざまみは1時間半~2時間(片道¥2120、往復¥4030)
・クリーンざまみは50分~70分(片道¥3140、往復¥5970)ほどです。
尚、座間味島に到着する前に両船とも先に阿嘉島に寄港します。
フェリーざまみは1日3便、クリーンざまみは1日1便になります。詳しくは座間味村オフィシャルサイトをご覧ください。
夏休みなどの観光シーズンはすぐに席がいっぱいになりますので、特にクイーンざまみは席数も少ないので事前の予約をおすすめいたします。
泊港で1泊できます
まさに泊港の上にそびえ立っている、と表現できるこの建物はかりゆしアーバンリゾートホテル・ナハ
初めて座間味島に行った時に「港の上にあるあの建物はいったい何なんだろう?」と不思議に思っていましたが、
まさかホテルだったとは
と少し笑ってしまいました(^^;)
泊港までは「ゆいレール 美栄橋駅」から歩いて10分ほどなので、多少荷物が多くても十分に歩いて行くことができます。
こちらのホテルはとにかく朝食が豪華です。
ビュッフェスタイルで、かなりの席数があり朝の7時から朝食を頂くことができますがすぐに満席になります。朝食が豪華なのを知らずに泊まった人たちは朝から待たないといけない混みようにビックリされます。
座間味島や渡嘉敷島に行く前に沖縄本島にて体力を付けておくと良いですよ(笑)。
また部屋によっては泊港から出ていくフェリー、夕陽が海に消えてゆくサンセットも見ることができ存分に「旅行に来ている。非日常をあじわっている」ということを実感できます。
国道沿いにありますが、国際通りのように暗くなってから朝までゴミゴミしていることはなく周りは十分静かです。
そうそう、国際通りまでは歩いて15分ほどですがホテルから無料の送迎バスが出てます。暑い時期や急な雨がよく降る沖縄ではこのサービスはありがたかったですね(*^^*)
私は計3泊しましたが、本当にここはオススメです!
また泊港の付近にはビジネスホテルもたくさんあります。沖縄のホテルはこちらでも検索できますよ。
到着してから
やや話が脱線してしまいましたが座間味港に着きましたら、目指す宿に行きましょう。
宿までの道に不安がある人は宿に事前にお迎えの連絡を入れておくとお迎えに来てくれるところもありますので、一度予約するときに確認すると良いでしょう。
でも、お世辞にも大きい島ではないので迷うのは到着した数時間だけですが( ̄▽ ̄;)
座間味でのお買い物は105ストアーで
島の人にも旅行者にとってもとても重要なお店。
お弁当やおにぎり、お酒、飲み物、日用品、雑誌、お土産、食器、洗剤となんでも売ってます。
この105ストアーを目印に島を散策すると早く位置関係を覚えることができますよ。
105ストアーは座間味島で一番賑わっている「通り」、現地に住んでいる人によると「座間味のメインストリート」と呼ばれる「通り」らしいです(*^^*)
座間味島にビーチは2つあります。
古座間味ビーチ
1か所はミシュラン・グリーンガイドにて2つ星のビーチと認定されている古座間味ビーチ。
透明度が高く波打ち際ですでに色鮮やかな熱帯魚が泳いでいるのがわかります。座間味島に来る人はまずここを目指している、と言っても過言ではありません。
ホントにキレイとしか言いようがありません。
ウミヘビや「ファインディング・ニモ」で有名になったクマノミも見ることができます。
サンゴも浜からすぐそばで見られますが、決して触ったり乗ったりしないようにしてくださいね。
海の家や自動販売機、パラソルや浮き輪の貸し出し、夏の繁忙期でしたらライフセーバーさんも時間内なら常時いらっしゃいます。
何かあっても安心です。
古座間味ビーチまでの行き方は道を覚えてしまえば行けますが、丘を一度上りまた降りるということをしないといけなく町中からですと徒歩ですと30分はかかりますので、
ビーチまではレンタルバイク、レンタルサイクル、村営バス、がありますが
一番良い方法はいくつかの宿が「乗り合いバス」的なサービスを行っているので宿を予約される際に確認して宿を決めるのもよいでしょう。
阿真ビーチ
もう一か所は阿真ビーチと呼ばれる古座間味ビーチとは島の位置関係からですと反対側にある遠浅のビーチ。
古座間味ビーチは西側に小高い丘があるので海に沈む夕陽を見ることができませんが、阿真ビーチでは海に沈むサンセットが見られます。
こちらもキレイなんですが、それよりもスゴイのは・・・・
ウミガメが食事に来ているのをこんな目の前で見られるのです!
初めて座間味に行った時にそれらしいことを耳にしていましたが、いざ阿真ビーチに行き泳いでみて遠くの方で人が騒いでいるのを見て、
「そんなに数は多くないんだろうから、急いで行かないと!」
と思い泳いでいく最中に
「ユラ~っ」
と目の間を現われた甲羅の幅だけ1mを越えていたのではないかと思うウミガメが!!!!!いきなり目の前に現れたのでビックリして動きが止まり溺れそうになりました(笑)
ウミガメの大きさもそれぞれで、
この時はそこらのドブ川にいるサイズの小さいウミガメもご飯を食べにきてました。
このように海底にいるときは食事を探している時か、食べている時です。
もちろんウミガメを追い回したり触ったりしてはいけませんからね。
ウミガメがやってくるのはだいたい夕方の4時頃からです。
ウミガメ目的以外でもとてもキレイなビーチなので一度行く価値は十分にあります。
こちらの阿真ビーチにもライフセーバーさんはいらっしゃるので安心して泳ぐことができます。
阿真ビーチへは港から歩いて20分ほどでなので歩いても良いです。
「ダイビングをしなくても、ウミガメと泳げる」
という場所は国内ではたぶん座間味島の阿真ビーチだけだと思います。
港から阿真ビーチに向かう途中には映画・「マリリンに逢いたい」のマリリンの像もありますので是非ご覧になってくださいね。というかあの映画は座間味が舞台だったんだ、と( ̄▽ ̄;)
無人島にも行けます。
座間味島から無人島へ行くことができます。
港の付近でこのような「無人島渡し」という登り旗を掲げている船があります。また宿によっては案内をしてくれるところもありますので、
いずれも当日でも、それこそ船頭さんのお時間が空いていたら「今から行きたい」と言っても載せて連れて行ってくれます。料金は確認してくださいね。
それぞれの季節によりますが、嘉比島、安慶名敷島、安室島のいずれかに連れて行ってもらえます。これらの島へは座間味島から船でだいたい15分ほどで到着します。
このように連れていってくれます。
帰りは「○○時に迎えに来てください」と伝えておくと、だいたいそれくらいの時間に迎えに来てくれます。
「無人島渡し」をしてれる船頭さんは何名かいて他の観光客の方も何組か無人島にやってきますので、帰る時のために乗船するときはしっかり船の感じと船頭さんの顔を覚えておいてくださいね(笑)
ちなみにこちらは嘉比島です。
無人島の砂浜から見える海もすごくキレイです。
古座間味ビーチ、阿真ビーチとまたさらに違う面白みが無人島の海岸にはあります。
個人的には無人島の方が魚の種類は多いかな、という印象があります。大きいサンゴもありますしね。
無人島では島の散策をしても良いですし、ずっと泳いでも自由に時間を使ってくださいね。
座間味島の海以外の魅力
自転車や原付やバイクをレンタルして島を一周しても面白いです。
宿がある所以外は坂道が多い座間味島。そのような中で助かる電動付き自転車!1日レンタルして古座間味ビーチと阿真ビーチはこれで行っても楽しいですよ!
島を一周となると自転車では・・・という方にはこちらがオススメです。
車すらペーパードライバーなのに原付なんて・・・・
と躊躇する方でも安心してください。
座間味島には信号は1つしかありません。
さらには車も基本的にはほとんど走ってないので練習は存分にできます(笑)
特に島で人の往来があるのは古座間味ビーチと島の中心部と阿真ビーチの間だけで、それ以外の場所は道路は舗装されてますがほとんど人とすれ違うことがありません。
そのため私も数十年ぶりに原付に乗りましたが、ずっと30kmで走ってました(笑)超安全運転でした(*^^*)
でも気持ち良いですよ~車や原付とほとんどすれ違うことがなく、青い海と熱帯の森の中を走るのは。座間味島の熱帯雨林もなかなか楽しいですよ!
景色がイイ!
そして乗り物に乗って見られる景色は・・・
座間味島にはこのようなところもあり・・・こちらは夕日がとても綺麗な女瀬の崎展望台。
こちらの景色は稲崎展望台から。
冬のホエールウォッチングの時期にはここからザトウクジラを見ることができます。
多いときは数頭一度に見られるなんてことも?!
非日常感のあるチシ展望台。
座間味の町を一望できる高台にある高月山展望台。絶景ですね。無人島の嘉比島と安慶名敷島やその他の島も見られます。
こちらは歩いていくと急な坂道なので歩いても自転車でも少々骨が折れますので原付で行くことをオススメいたします。
でも絶景ですよ~座間味島を囲む海が本当に真っ青で・・・・・感動しない訳がないです。
レンタルサイクルとレンタルバイクは「コンドミニアム・かにく」さんで借りられます。
こちらのコンドミニアムはとてもきれいですごくオススメです!「なかやまぐわぁ」もオススメ!どちらも見た目は古いですが全部屋にクーラーがあります。
座間味島にはほかにもホテルというか宿はあります。上の方でも載せましたがこちらで見つけられます。
agodaは宿泊料金が70%オフでホテルを予約できることがあります。
すごいおすすめですよ!
座間味の魅力まとめ
と以上島の魅力を紹介いたしましたが、
冬はホエールウォッチング、春・夏・秋はビーチと1年中楽しむことができる座間味島。
私が行った時には欧州や南米からの旅行者もたくさん来ていました。
たまたま話した外国の方が実はすごい著名な方で、ダイビングをしにいらっしゃったようで
「一度ここを訪れたかった。座間味はいままで訪れた海の中で1、2の素晴らしいダイビングだった」
と絶賛されていました。
ダイビングせずに食事をしているウミガメの姿が超近距離で見られる場所も世界の海を見渡してもなかなかないので、
ぜひとも一度訪れてみてくださいね。
最後に海の綺麗さと言ったら私はいつも沖縄の座間味かタンザニア・ザンジバルと答えています。
いろいろな海を見てきましたがこの2つは別格です。
関連記事はこちらで
沖縄好きのあなたにおすすめ
スポンサーリンク