こんにちわ、tamebloです。
ここでは留学している人の8割以上が必ずぶつかる精神的な困難についてです。
異文化に入っているためにいままで通りに事が進まなかったり、日本語を使えられれば何ら問題ないことでも外国語なため上手に伝わらなかったり、でもどうしようもないイライラだけが溜まっていく、という海外特有の精神的な疲れを感じる時があります。
留学というのは相手先の文化に一時的に身を沈めようとする強い気持ちと覚悟があると言語の取得のスピードが一気に上がります。これは間違いありません。そして他のことも同様に伸びていきます。
すなわち「外国語の取得に日本語を絶つことが絶対に必要な要素」と私は考えていましたし、これは私も実践していました。
しかしホームシックに陥ったりまったく母国語を話す機会がなくなると、覚悟があってもどこか「モヤモヤ」が気持ちの中に溜まり先に進むのを拒まれているような気分になります。
何回かやってくるこのような波を乗り越えると自然と「モヤモヤ」はなくなるのですが、一番最初にやってきた「モヤモヤ」をしっかり適正に対処しないと後々の留学期間を台無しにする可能性が大いにあります。
私の場合はシェアメイトにとにかくグチを言ったのと、たまたまバスの中で数時間だけ一緒にいた日本人の女の子と話したことで「モヤモヤ」を解消できました。
あと、学校から帰ってきてから「お笑い」を数時間見てました・・・w
お笑い、小さいころから大好きなんですよね。
強い気持ちや覚悟を持っている人こそ、もちろんすべての人ではないでしょうが、「心から笑う」という機会は間違いなく減っています。
仕事で失敗したり学校で嫌なことがあってもテレビでお笑い番組を見たら、いったん気持ちがリセットさせた経験をしたことがある人は多いでしょう。
海外での非日常生活が楽しく友達が多く毎日笑っています、という人にはあまりお笑いは必要ないかもしれませんが、
なかなか異国の生活といままでとは違う非日常の中にいると「笑う」という行為を自然に行える人は少ないです。
日本には落ち込んでいても凹んでいても、それらを凌駕する自分の気持ちに合った「お笑い」がたくさん存在しています。
一昔前は海外生活では日本のお笑いを見ることはテープやDVDを送ってもらったりしないと見れなかったですが、いまではインターネットのおかげでネットにつなげられればどこでも見られるようになりました。
留学に行くからamazonのprime会員を解約しようかな~どうしようかな~とか月額払いの動画サービスを継続をやめようかと思っている人は、youtubeでもお笑いは見られますがそのまま契約を継続しておいた方が絶対に良いです!
とりあえず海外滞在先にスマホさえあれば必ず契約分の料金の元を取ってくれる時がきますから(笑)!
参考
スポンサーリンク
ストレス
たったの数週間でも母国語を話せない環境に入ると、ものすごいストレスを感じます。
そして慣れない外国語で意思疎通、限られた語彙力で自分の要望を伝えないといけない、など想像するだけでストレスです。
私は日本人の両親から生まれ日本で生まれ育った生粋の日本人だったせいか、ある程度の英語を取得しようと渡ったアイルランドで初めて
母国語が話せないストレス
を体験しました。
言われていることをちゃんと理解できていたので意見が言えない・しっかり伝えられないストレスをものすごい感じました。いままで経験したことのない感情でした。
なんとなく思ったのは、
「小さい子どもが話している最中に突然泣き出すのは、自分の気持ちを伝える単語を知らずそれがストレスとなり泣くのかな」
っと考えてしまったほどです。
それくらい追い込まれていたのかなっと当時の事情を思い返すことがあります。
異文化に身をおいているために想像していなかった大きいストレスを感じていたのでしょう。
それでもとにかく喋る
一度アイルランドにいる時に「もうここにいられないのかもしれない」と思うほど落ち込んだことがありました。単純にクラスメートに「あなたの語学レベルはこのクラスに合っていない」ということをズバっと言われたのですが、
一生懸命授業や学校生活に取り組んでいたせいか、本当に本当に落ち込みました。
その後帰宅してからルームメイトにその凹み具合を文法などを一切考えずとにかく「私はいまこれだけ落ち込んでんだっ!」っと言うことを言いまくったことがあります。
今思い出しても恥ずかしいですがw
話せるように話していただけでしたが、途中から「アレ?もしかしてちゃんと伝わってる?」という変な手ごたえを感じました。
7ヶ国語を理解するルームメイトも「気は納まった笑?ヤレヤレ。」といった様子で、一通り話を聞いてもらった後にダメ出しをたくさんもらいましたが、
一気に吐き出し頭の中がスッキリしたせいか、ものすごいストレスを抱えていたことに気が付きました。
冷静にルームメイトの指摘をしっかり受け入れることができたことでも自分のストレス具合に気が付きましたが、あのような高ストレス状態では本来受け入れられることでも要領オーバーだったのではないかと思います。
お笑いは必要!

stevepb / Pixabay
その日の夜に何気なくテレビを見ていたら画面に映ったのはなんと
時代が時代なので、知っている方は限られると思いますがあのビートたけし氏が自身の軍団・たけし軍団と視聴者を競わせるレジェンド的な番組です。
私がアイルランドで見た時でさえ終了して30年くらい経ってたと思います。欧州で人気が凄いあるのは聞いていましたがまさか実際に見られるとは思いもよりませんでした。
くだらなさすぎて笑えて笑えてw
ルームメイトに「この人、北野たけしだよ」って教えてあげたらものすごくビックリしていましたね。欧州では映画監督としてものすごい有名な方なので、まさかあんなおバカなことをする人とは夢にも思わなかったようでした。
あの時ほど、
落ち込んでいようが気分がよかろうが無理やりにでもおもしろくて笑わせてくれる「お笑い」という文化のある日本人でよかった
と思えたときはありませんでしたw
大喜利、寄席、漫才、コント、一発ギャグ、喜劇(吉本新喜劇)などの長編から短編のお笑いに、最近では爆笑動画集などというものもあり世界にもあまり類をみない多種類の「お笑い」が存在しています。
そのときの気分でどう笑いたいか、を選べる幸せを理解できる外国籍の人はなかなか存在しないと思います。
留学でなくても海外単身赴任など、慣れない海外で日本にいる時以上に目の前のことに集中せざる終えない状況下に置かれものすごい疲労感を感じた時に「自発的にお腹の底から笑う」ことがけっこう難しいです。
そんなときは日本のお笑いを見てスッキリしましょう!!!