tamebloによるタメになるブログ

tameblo!

アガベについたすす病

多肉植物 農業

多肉植物や観葉植物に付着する白い粉のような害虫(コナカイガラムシ)の駆除方法について。

2019年10月25日

こんにちわ、tamebloです。

春になり気温が上がってくると同時に増えてくる害虫。

一般的に観葉植物や多肉植物と呼ばれる植物は、他の植物と比べて害虫による害が少ないですが、アブラムシやバッタ、ハマキムシに悩まされることは決して少なくはないと思います。

 

ですが、駆除方法に一番悩まされる害虫と言えばカイガラムシではないでしょうか。

その中でも観賞用の植物に対しては、なぜか白い粉のような文字通り「コナカイガラムシ」がもっとも多いです。

付着したからといってすぐに枯れることはないですが、生育や見た目が悪くなるため多くの人が悩まされていると思います。

 

コナカイガラムシの画像はこちら ➡ ※ややグロいです(昆虫が苦手な方注意!)

 

特にエケベリアやアガベなどの葉が密接に重なっている形状の多肉植物に付着しやすいです。

の付け根の部分に付着するので大株になればなるほど駆除がしにくくなります。

 

カイガラムシはいくつかの種類がありますが、すべての種類に共通しているのは一度発生してしまうと完全駆除まではなかなか手を焼きます

場合によってはすす病が出て葉が入れ替わるのを待つ、という長期戦になることも。

アガベについたすす病

軽度のすす病。

そのコナカイガラムシの駆除や対処方法としては「手で落とす」、「薬剤散布による駆除」の2つあります。

また数々の対カイガラムシ類の農業用薬剤を使用した私がおすすめのする他のサイトが掲載していない3種類薬剤についても解説いたしました。

➡ おすすめの薬剤へ飛ぶ

ちなみに私のプロフィールはこちら

スポンサーリンク

駆除方法

手で取る

カイガラムシすべての種類に対して、棒切れでも画像のようなピンセットでも良いので「削り落とす」・「取り除く」という方法です。

どのサイトにも本にも書かれていますが、カイガラムシ駆除で「真っ先に」推奨される方法です。

 

「真っ先に」手で取り除く方法が推奨される理由ですが、

カイガラムシは目視で見つけやすくアブラムシなど葉や茎に付着する害虫の中では大きいです。

そのため大量発生しない限りは根気よく手で取り除けば増殖を抑えられます。

 

しかしながら、多肉植物のような硬い葉に物理的なアクションを起こすと葉が落ちたり葉の表面がえぐれたりなど、葉に傷が付かないよう十分に注意して取り除いてください。

 

またカイガラムシの多くは頻繁に動くことをしませんが(ゲッケイジュに付くカイガラムシはまったく動かない)、コナカイガラムシは頻繁に動くのでブラシ等で落とした場合はしっかり駆除してください。

ただ落としただけでは起き上がり登ってきます

メモ

  • カイガラムシは害虫の中では大きく見つけやすい
  • 大発生しない限りは人の手で被害を抑えられる
  • コナカイガラムシは動けるので落とした場合はしっかり駆除すること

薬剤散布

農薬を撒く、つまり薬剤散布ですね。手で取り除く以外のもう一つの方法です。

薬剤散布する場合としてはこのような状況が考えられます。

 

注意

  • 発生した量は大したことない。でも育てている多肉植物はおろか近くの植物のほとんどに付着している
  • 大量に発生し鉢にも苗を置いている台や台の足にも付着し白くなっている
  • コナカイガラムシは飛ぶので被害の拡大を抑えたい

 

といった様子の時に薬剤散布が頭の中に浮かぶのではないでしょうか。

薬剤を使用し駆除をする良い点は

ココがおすすめ

液状なのため見つけにくい小さい個体や卵に対しても有効なので見落としなく対処できる。

になります。

トクチオン乳剤のように薬剤の成分が対象植物に残っている場合のその間は効果の持続が期待できます。

 

しかし下記の記事に薬剤散布を行うにあたり気を付けるべきことを書きましたが、

気温が高い時期に散布すると薬害が出ます。葉の表面が焼けたような感じなったりし最悪株が枯れます。

 

手で取るの項目で書きましたが、「真っ先に手で取り除く方法が推奨される理由」の本当の理由は

対カイガラムシに効力が良い農薬は薬剤の中でも強いモノが多い

というものです。

 

効力が強いということは薬害が出ることがある、ということです。

特に真夏にカイガラムシ用の薬剤を散布する場合は濃度をしっかり守り、陽が沈んだ後や1日中曇りの日に行いましょう。

 

詳しくは下記記事で書きましたが、高温の時期に多肉系の植物の葉の上に水滴などが残ったまま日光に当たるとその部分だけ葉が痛みます。

また薬害ですが、人間でも薬も飲み過ぎると毒へと変わりますよね。

そのため1リットル/1000倍~2000倍など、希釈倍率を守り散布しましょう。

 

またすべての農業用薬剤を使用する際に気を付けることですが、病気も害虫も同じ薬剤を使い続けると耐性を持ちます。

1種類の薬剤を使い続けるのではなく、2~3種類を交換しなかがら使用するのが農業用薬剤の鉄則となります。

おすすめのカイガラムシに効く薬剤

それでは私がいままで使用した「カイガラムシを駆除する薬剤」の中で「効果が高い」と感じた3種類の薬剤を紹介します。

アクテリック乳剤

数年前まではアクテリック乳剤というカイガラムシ類に非常に有効的な薬剤がありました。

私や私の周りの農家さんが絶大な信頼を置いていた薬剤がありましたが、残念ながら販売が終わってしまいました。

しかしアクテリック乳剤は主に「臭いで」殺虫するため、散布した空間を軽度に密閉する必要があります。

密閉し簡易温室や農業用ハウス内での使用すると効果が出るため、一般の家庭だと使いづらかったかもしれません(普通の散布でも効果がまったくないわけではなかったですが)。

カルホス乳剤

カイガラムシにはカルホスを!

使用感ある実物ですみません。

実際に私が普段使いしている実物です。

アブラムシなどにも効力があります。かなり昔から使用されている薬剤です。

 

カルホス乳剤はある程度の大きさに育ったカイガラムシに対してはやや効果が薄いですが、孵化の阻害や小さい段階のカイガラムシに対して威力を発揮します。

でも成虫に効果がまったくないわけではないです。

 

カルホス乳剤を購入の際はちょっと書類のやり取りが必要になります。

対面でもインターネット経由でも購入する場合は医薬用外劇物指定農薬なので印鑑が必要となります。

私も一度カルホス乳剤をネット経由で購入したことがありますが、商品に必要書類がありその書類に印鑑を押し同封の返信用封筒に入れ投函しました。

意外と簡単です。

トクチオン乳剤

カイガラムシにかなり効く農薬

ここ最近の一番のオススメ。トクチオン乳剤です。

私が管理している植物がある場所ではそれほど頻繁にコナカイガラムシは発生してなかったので、前述のアクテリック乳剤だけで数年完全駆除が出来ていましたが、

アクテリック乳剤に対しカイガラムシに薬剤耐性が出来たせいか、効果が薄れてきたと感じカルホス乳剤と併用し使用していました。

 

アクテリック乳剤を使い切り昨年はカルホス乳剤しか使用しなかったからか、カルホス乳剤に対しても薬剤耐性を持ったのか効きめが感じられなくなり、ベテランの方に相談に。

そして紹介してもらい出会ったのがこのトクチオン乳剤です。

カイガラムシ駆除にはトクチオン乳剤です。

トクチオン乳剤は直接対象害虫に散布し駆除することはもちろん、薬剤が付着した箇所を食べた場合でも高い駆除効果が望める薬剤です。

速効性の効果よりも遅効性と言われていますが、私の経験的にだいたい2日ほどで散布箇所のコナカイガラムシは駆除が出来ていました。

 

こちらはカルホス乳剤とは違い購入の前後に印鑑(承諾書)の提出は必要がありません。

トクチオン乳剤はハマキムシにも効果があるので、エケベリアなど葉が柔らかい多肉植物には重宝できます。

スミチオン乳剤などその他薬剤

「カイガラムシに有効な農薬〇〇選!」

という記事がいくつかありますが、選ばれている薬剤はほぼ同じではないでしょうか。

 

ベニカDXやベニカXファインスプレー、スミチオン乳剤、マシン油乳剤・・・・だいたいどのサイトもこれを推していますね。

 

どれも先に挙げた3種と比べるとカイガラムシに対してはやや効果は薄いと印象があります。

一般家庭で使用しやすいスプレータイプの入れ物ですぐに使えるベニカXファインスプレーは特にこのように思います。

 

重複しますが、

カイガラムシ類に効果がある薬剤は守ることを守らないと薬害が出やすく散布した植物自体に強烈なダメージを与えることがあります。

そのため一般家庭用に幅広い害虫に適用できるベニカ系の薬剤はどうしてもカイガラムシに対しては駆除効果が薄いという気がしてなりません。

 

またスミチオン乳剤はオンブバッタに効果があるためよく使用しています。

こちらはとても信頼をしている薬剤ではありますが、カイガラムシ類にはどうもほとんど効果がないという実感があります。

 

手に入れにくいから効力がそれなりにある、というやや逆説的な言い方になりますがやはり上記3種類がいままで使用した中では効力が高いですね。

それではっ!

お役に立つ内容です。

1

こんにちわ、tameblo です。 常夏のハワイ!冬でも暖かいっ!よく知られたことですね。 しかし冬に訪れても   しっかり日焼けをしてしまいます。   なぜならハワイはたとえ冬で ...

2

こんにちわ、tamebloです。 写真を整理していたら世界遺産・アユタヤで撮ったものが出てきたので、すこしアユタヤの歩き方もまとめようと思います。 タイの首都のバンコクからアユタヤまでは電車でも乗り合 ...

3

こんにちわ、tamebloです。 カンチャナブリーに行ってきました と知り合いに行っても「?」のような反応が返ってくるでしょうが、 「戦場へかける橋」に行ってきました というと「あれ?なんだったっけ? ...

4

こんにちわ、tamebloです。 インドの人気都市(デリー、アグラ、ジャイプール)の3つの地点を線で結んで1つのエリアと呼ぶ「ゴールデントライアングル」についてです。 デリー、アグラ、ジャイプール、と ...

-多肉植物, 農業
-

Copyright© tameblo! , 2019 All Rights Reserved.