こんにちわ、tamebloです。
見た目が可愛く日当りの良い場所に置いておくだけで育つ種類の多い多肉植物ですが、暖かくなり始めると害虫が付く頻度が増えます。
真夏でもカイガラムシが寄ってきますが、対処する時間を間違えると薬害が葉に現れ最悪枯れてしまいます。
30℃を超えている時間の薬剤の散布は避け、陽が落ち少し涼しくなってきてからやりましょう。
良い時間は?
薬剤や農薬の散布で最適な時間帯ですが、一般的には早朝か夕方が良い、というのが通説です。
ですが、サボテンを含めた多肉植物に限っては時間帯をズラした方が良いです。
お住まいの住宅の事情や風の向きなどの違いがあるかと思いますが、植物本体に負荷がかからないことを前提とした良い時間帯です。
気温が高い時期
朝・夕方に限らず基本的には気温が30℃を超える時間帯は避けましょう。
理由は30℃を超える気温は薬害が出やすいからです。
多肉植物は葉に水が付着した状態で真夏の日光を長時間浴びると、虫眼鏡で黒い紙が焼けるように水滴が付いていた部分だけ「日焼け」したように茶色く変色したり穴が空いたりすることが多いです。
そのためたとえ夕方の気温が28℃の状態であっても西陽が散布後2時間当たるような環境でしたら、しっかり陽が沈んでから散布した方が良いです。精神衛生上でも。
また多肉植物はCAM型光合成のため他の植物とは違い夜間に気孔を開けることが多いので、夕方に散布しても良いかどうかですが、問題ありません。
薬剤の使用濃度(1リットルに対し2000倍など)を適切に守れば生育にも障害が出ることはありません。
濃度を濃くしたら効果が上がるから薬剤の量を少し多くいれよう
とこのようなことを行うと、成分が気孔を防ぎ黒い斑点が葉に現れたりし最悪の場合は枯れるので必ず濃度は守りましょう。
気温が低い時期
気温が低い時期、夏以外の時期ですね。
この時期は基本的に日中でも朝方でもいつでも良いです。
しかしながら、アブラムシなどの害虫は夜が明けてから日中の間に一番活動するのでその活動を防止するためにも散布は朝方に行うと良いです。
ヨトウムシなどの夜に活動するモノもいますが、夜に活動する多くの害虫はオルトラン粒剤などを地中に入れておくことで防止効力があるため、散布時間についてとは違うのでこの記事では割愛します。
しかしながらオルトラン粒剤は「糸を出す小さいアオムシ」であるコナガも駆除できるので植え替えの際に混ぜておくと良いでしょう。
粒剤は効能期間長く、植え替えてから数か月は効果が持続するので予防という意味でも土に入れておくと良いです。
散布の手間が減るかもしれませんしね。